豪州前国防次官ディブ氏:中国とは距離を置くべきだ

【大紀元日本8月4日】豪州前国防次官、豪州国立大学戦略防衛研究センターの総裁・ポール・ディブ氏は、8月2日「豪州人報」(The Australian)で、社説を発表し、豪中関係で妥協するハワード政権に、中国に近寄らないことが賢明と警鐘をならした。中央社が報道した。

ディブ氏は、資本主義が中国で実行されているが、中国共産党は依然として独裁暴政で、党の意に沿わないあらゆる国民活動を鎮圧しており、言論の自由や、民衆の権利および政府を批判する声が、抹殺されている。中国の経済成長と軍事拡張には、民主国家が厳重に警戒すべきで、反テロ戦争に気を取られすぎて、中国台頭の脅威を無視すると、戦略政策の重大な誤りになる。

ディブ氏は「中国の台頭で北東アジアの勢力バランスが変化し始め、自らの影響力を強化させ、日本と韓国のアメリカとの盟友関係を制御することを企んでいる。一方東南アジアでは、アジアサミットを巧みに利用して、アメリカ主導のアジア秩序を変えようと動き出している。南太平洋地域では、豪州の近隣諸国が中国の政治とビジネスの浸透を憂慮し始めている」と詳細に分析した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国軍高官・張又侠の拘束をめぐり、状況や背景について複数の未確認情報が飛び交い、真相は不透明なままである。 習近平体制の権力再編との見方も出る中、公式発表はなく「政変」説まで広がっている
中国共産党中央軍事委員会の権力交代をめぐり、旧正月前後にかけて例年とは異なった雰囲気を見せている。複数の情報筋が明らかにしたところによると、今年の旧正月期間中、軍内の各級将官の多くが帰省を見送り、北京に滞在する将官らも外出を控えるなど、全体として慎重な動きが目立ったという
日本沖縄政策研究フォーラム理事長・仲村覚氏が講演。中国共産党が沖縄で仕掛ける「認知戦」や「琉球植民地ナラティブ」の実態を解き歴史的真実を解説。日本を守り抜く覚悟を説いた
12日の中国外交部会見で示された、台湾有事を「内政」とする論理が日本や沖縄にもたらす法的リスクを分析。中国共産党の法律戦・心理戦に対抗し、日本が発信すべき戦略的ナラティブとは何か?
中国軍副主席・張又侠の失脚後、軍報が過去の反逆者・張国燾を異例の頻度で批判。これは張又侠が軍を私物化し「別の党中央」を企てたことへの暗示か。習近平一強体制における軍内部の激しい権力闘争の深層に迫る