香港、台湾など:「共産党さえなければ、新しい中国がある」をスローガンにイベント開始

【大紀元日本9月30日】中国共産党(以下、中共)政権が成立した10月1日の記念日に際し、海外民間ボランティア組織「中国共産党に対する離脱表明サービスセンター」、中共離脱グローバル大連盟、グローバル人権新聞自由同盟、ワシントン論壇などの民間機構はこのほど、「10月」は中共と決別する「全国人民の目を覚醒月間」にし、「10月1日」は中共を告訴する「国の葬式の日」にするとした。台湾と香港は「中国共産党さえなくなれば、新しい中国がある」をスローガンとした活動を行う予定でいる。また、米国、カナダ、香港、台湾などの政治、経済の重要関係者らは、国際関係、人類文明、経済、生態、道徳など各方面において、「離党」及び「九評共産党(共産党についての九つの論評、以下九評)」が中国のみならず、世界に与えた大きな影響を再認識しようと呼び掛けている。

日本においては横浜で、中共の脱退500万人を突破する応援パレード「九評」討論会を行う予定。アジア環太平洋の各国においても、「共産党さえなければ、新しい中国がある」をスローガンとした関連イベントが計画されている。

 離党を応援するイベント、金門島への飛行機は満席

中国福建省に近い台湾の金門島は、最も中共に近い最前線である。10月1日と2日、台湾民衆は「金門が中国共産党離党500万人を突破声援する」イベントを開催する予定。「共産党さえなければ、新しい中国がある」とのスローガンが書かれた大量の風船が、中国大陸民衆の離党を応援するために用意された。

主催者「中共を告別する金門声援大連盟」は、金門島が台湾から離れており、交通の便はよくないにかかわらず、イベント当日の飛行機は既に満席となった。航空会社が増便した臨時便も全て満席。台湾民衆の中共脱退を応援する熱気あふれる様子が伺える。

また、10月2日午前、台北において「九評」の国際フォーラムが開催される予定で、カナダ議員ロブ・アンダー氏、ソ連解体策略を促進した実績を持つ米シンクタンクのジャック・フィーラー氏及び台湾政治要人ら、中国経済専門家・程暁農氏がシンポジウムに参加する。フォーラムでは、政治、国際関係、国防、反テロ、地域安全など各方面において、「九評」が、中共、中国、台湾及び世界に影響を及ぼしたことについて討論し、さらに、経済、社会、文化、環境生態、人権及び道徳における影響も討論する予定。

 香港で大型集会とパレード

香港は10月1日、カナダ国会議員ロブ・アンダー氏、米シンクタンクのジャック・フィーラー氏、香港立法局議員、香港前・立法局議員・司徒華氏、英文大紀元総編集長ジョーン・ナニア氏らが、9月30日午後2時30分から同5時30分、コンラド・ホテルにて、「中国の未来(Future of China)」と題した国際研究シンポジウムに参加し、中国情勢、中共と中国の関係、大陸での離党ブームなどについて討論が行われる。

香港の多数の民主運動団体が「共産党さえなければ、新しい中国がある」をスローガンとした大型集会を開催し、パレードを行う予定。

関連記事
中国共産党は、ルビオ氏を国務長官に指名したトランプ氏の動向に警戒。香港での「47人事件」判決を急ぎ、対米強硬姿勢を強化する中、習近平はバイデンに対し「レッドライン」を提示。貿易戦争への備えとして輸出税還付率を引き下げ、国際的な支援と技術獲得を模索。
SNSが情報の主役となる中、従来のメディアは信頼性を失っている。イーロン・マスク氏が語る「人民による人民のためのニュース」。急成長するXがメディアの常識を変え、人々の知識欲を満たす新しい情報源に。
中国が暗黒時代に突入したようです。11月に入り、公共の場で無差別殺傷事件が急増し、珠海市での車両による大量殺傷事件も含め、社会に衝撃を与えました。数日間で複数の場所で無差別攻撃が発生し、多数の死傷者が出ています。政府の無力さに対する市民の絶望が顕著になり、社会的不公正が根底にあると指摘されています。中共は滅亡へのドアが開いているようです。
アルゼンチンのミレイ大統領が経済「ショック療法」で奇跡を実現。赤字を黒字に転換し、インフレを大幅に抑制。トランプ氏もこれを参考にし、政府効率化に着手か?アメリカ経済への影響を分析。
トランプ氏が再選され、外交戦略を展開。友人のマスク氏がイランと秘密会談を実施し、米イラン関係の改善を目指す新たなアプローチを模索しています。イランはトランプ暗殺未遂の背後にいたはずだが、トランプの凄さはそれさえも乗り越え、対極を動かそうとするところ。