人民元:切り上げ情報漏洩で不正取引、温総理激怒
【大紀元日本10月7日】中国政府は本年7月21日、人民元の為替相場制度を通貨バスケット制に移行し、21日から2%を切り上げ、1ドル=8.11元にすることを正式に発表した。しかし、人民元の切り上げに絡んで、中国共産党高層部で重大な極秘情報が漏洩し、このインサイダー情報により為替取引で巨額の利益を得た不正取引事件が発覚したことから、温家宝総理がこれを知り激怒したという情報が、最近中国国内のインターネットでリークされた。
情報によると、7月21日午後6時30分の正式発表の直前、午後4時15分から同5時45分の間に、228億ドルが人民元に両替され、関係者らはわずか90分間で、37億人民元(日本円で約518億円)の差額利益を得たという。
この関係者は主に中国政府の高官たちと、高官らと緊密な利害関係にある財界人であるという。
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