中国主席訪独、独大統領民主・自由を訴える

【大紀元日本11月12日】欧州歴訪中の胡錦濤・中国国家主席は10日、ベルリンに到着。ケーラー大統領と会談し、経済および貿易における協力態勢を整えた。一方、ベルリン中心部では、約300人が胡主席に対して抗議デモを行った。中央社が伝えた。

胡主席は中国国家主席として初めて訪独、初日にドイツに対して新型新幹線車両60両を7億ユーロ(約962億円)で発注した。

ケーラー大統領は胡主席に対して、中国の改革解放に敬服の意を表した後、民主化および自由化こそが経済成長を継続させるものであると訴えた。また、中国の自然資源の利用を慎重にすべきだと呼びかけた。

BBCによると、次期ドイツ首相就任が決まっているメルケル氏は、対中武器禁輸の解除の実現よりも、中国の人権問題解決の方が重要であるとの意見を表明しているという。

一方、ベルリン中心部では、チベット解放を訴える者、法輪功の迫害に対して抗議する学習者、民主運動活動家ら約300人がデモを行い、中国大使館まで行進した。

関連記事
その非人道的な所業から多くの国から停止を求められている中共の臓器狩り。中国共産党は否定しているが、今回、党内部の官僚から内部告発があった。告発者は「これはすでに産業化された仕組みだ」と述べている
アメリカの政治家たちは、中国共産党による神韻芸術団への暴力的な脅迫を強く非難している。上院議員クリス・スミスは、これらの行為が違法であると断言し、立法による対策を強く求めている。神韻の訓練キャンパスは、爆弾脅迫や恐喝を含む複数の脅迫を受けており、FBIも対応を強化している。
消費の際には「一度に大金をチャージしないで」と北京当局までもが警鐘を鳴らすほど、中国ではこれまで通っていた教室やフィットネス施設が突然潰れるケース多発中。
公安部内部からの情報によると、中共の陳一新国家安全部長が法輪功への攻撃を強化するため秘密の命令を下した。国家安全部と公安部が協力して、海外での法輪功メンバーへの弾圧を強める計画である。
海外でも人権侵害。中共が「法輪功打撃事務所」を通じて海外で法輪功を攻撃している事実が判明。その内実は…