ブッシュ大統領北京到着、初日に教会礼拝と貿易会談
【大紀元日本11月20日】ブッシュ大統領は韓国でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議終了後、19日夕方北京に到着し、3日間の訪中を開始した。胡錦涛国家主席や温家宝首相との会談が予定されており、中国当局に対し人権や民主の促進などを求めていく。
20日朝、ブッシュ大統領と夫人はまず北京市の西単にあるキリスト教会・ガンワ市教会を訪れ、一般信者らと礼拝に参加した。大統領は中国当局に対し、教徒の公開崇拝を恐れる必要はないと助言し、健全なる社会は異なる信教を容認すべきで、国民には自分の意志を表現する権利を与えるべきだと進言した。
アナリストによると、大統領は自らの行動で中国共産党指導者に信教の自由を求めたとの見解を示した。最近キリスト教徒である中国高官とその夫人、親族らは聖書とキリスト教文書を印刷したため、裁判所から3年の禁固刑を罰せられ、米国政府関係者は抗議した。大統領が訪中する直前に、中国当局は9人の著名な家庭教会の指導者を逮捕し、1人の北京家庭教会の弁護士は北京から追い出された。
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