松花江汚染事件、黒竜江省政府極秘内部会議の内容
【大紀元日本12月6日】吉林省の国有化学工場で爆発事故が11月13日に発生し、その後大量の有毒物質ベンゼンが松花江に流出した。しかし、現地政府は、水源が汚染されたことを事件発生後9日間も隠し続けた。飲用水の95%を松花江に依存している黒龍江省ハルビン市に80トンの有毒物質が到着する直前の21日においても、依然としてハルビン市民に水源が汚染された事実を伝えられず、「水道設備の補修」という理由でハルピン市全域の水道供給を停止すると通達した。ハルビン市が全面断水した22日午前2時、政府は改めて断水の通知を出し、断水の原因を初めて「水源汚染の可能性」と公表した。同日午後2時半、黒龍江省の省長・張左己氏は秘密内部会議を招集し、官僚400人に水源汚染の実情を公開しなかった理由について、中央国務院が水源汚染の情報公開を承認しなかったためと説明した。
米国「タイム」(オンライン版)が12月1日、秘密内部会議の内容をスクープした。ある会議参加者が匿名でリークしたもので、会議はハルピン平和村旅館(Peace Village Hotel)で開かれ、約400人(県や市の政府官僚と国営大企業の責任者)が出席したという。
タイム誌によると、張左己氏は会議で、まず松花江が化学物質に重度汚染されたことを明かし、参加者らに対し市政府が当情報を公開しなかった理由を説明し、▽汚染物質がまだ黒龍江省地域に入っていない▽データ資料が把握できていなかった▽新華社通信は汚染がないと報道した(後の調査では、新華社がこのように内部通達したかもしれないが、公開報道はしなかった)▽外部(ロシヤを指す)への対応方法は省政府では決められない、などを挙げた。
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