台湾大陸委員会副会長、高弁護士のハンスト・リレー声援
【大紀元日本2月27日】中国大陸で展開されている人権擁護ハンスト・リレー運動は、台湾の大陸委員会も強い関心を寄せた。同委員会副会長・黄偉峰氏は20日、大紀元時報が主宰した「全世界反迫害人権ハンスト・リレー」の開催場所、台北世界貿易センター前へ同運動を声援するグループの応援に駆けつけた。黄副会長は、高智晟弁護士のハンスト行動は、国際メディアが中国民主化の行方に強い関心を引き起こしており、台湾の与野党へ同人権議題における意見を一致させ、中国で迫害を受けている民衆を声援し、大陸の民主化の実現を促すよう呼びかけた。
同24時間ハンスト・リレーは、2月12日より開始し、すでに4500人の民衆の署名による声援を集めたという。台湾の立法委員・田秋菫氏、前民進党党首・施明徳氏、前台権会長・魏千峰弁護士、対中国投資台湾被害者協会理事長・高為邦氏、迫害された台湾企業・林志升氏らも応援に参加した。
ハンスト・リレーの開催現場では、「九評(共産党についての九つの論評)」を民衆に無料贈答しており、共産党を脱党した人数の更新も毎日行っている。最新統計によると、脱党者はすでに821万人に達したという。黄副会長は、今後も大陸の脱党状況を注視すると示した。
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