英テレビ局、中国最大肝臓移植センター、臓器提供元秘密取材

【大紀元日本5月8日】海外の肝臓移植待機患者にとって、近年、「世界の臓器移植センター」と言われている中国は、彼らの最後の希望といえるかもしれない。しかし、これらの無尽蔵とも言える肝臓の出所を追及すると、その背景にある忌まわしさが浮き彫りにされる。英国スカイテレビ局記者が、中国最大の肝臓移植機関である東方臓器移植センターへの秘密取材を通して、中国では臓器移植のため、囚人を殺していることが明らかされた。

天津市にある「東方臓器移植センター」は、アジアの最大肝臓移植地と言われ、近年、韓国、日本、米国、東南アジアなど含めて海外多くの臓器移植患者を迎えた。公開されたデーターによると、センターは2001年から臓器移植手術ケースが急激上昇、2004年まで1500例の肝臓移植と800例の腎臓移植を成功させ、角膜移植もしている。新華社の報道によると同センターは2004年に肝臓移植807例、腎臓移植367例を行った。この成績は、世界一の記録を超えるものとなったという。同センターは、北京にある武装警察病院との連携病院であり、センターの責任者・瀋中陽氏は、中国肝臓移植の第一人者と言われ、武警総病院肝臓センターの責任者でもある。英スカイニューステレビの記者ドミニク・ワゴン(Dominic Waghorn)氏は先月、「東方臓器移植センター」を訪れ、父親の臓器移植のために、適合臓器を捜していることを装い、隠れた撮影機を使って秘密取材を行った。

ワゴン記者の取材によると、彼らを案内した女性看護婦は、同センターは中国でもっとも速いスピードで肝臓を提供しており、その原因としてセンターは中国の警察と強いコネを持っていると誇らしげに紹介した。コンサルタントの朱という姓の医者は、短時間で適合する臓器を見つけることが出来ると保証した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の病院で臓器ドナーの確保を医師の査定基準とする動きが広がり、波紋を呼んでいる。献血やドナー提供が昇進に直結する異常な評価制度に、失踪事件への関与を危惧する市民からは「非人道的だ」と非難の声が上がる
ヘリテージ財団が7日、中共による強制臓器摘出をテーマとした討論会を開催。クリス・スミス議員は、中共による生体臓器摘出はすでに「工業的規模」に達しており「ナチスに匹敵する」と指摘した
米国の著名ジャーナリスト、ヤン・エキレック氏が「中共の生体臓器収奪問題」を暴露した『Killed to Order』はベストセラーリストにランクインした。本書のベストセラー化は、決して単純な出来事ではない
中国本土で臓器移植事業の全面調査と一時停止を求める署名活動が起き、3月26日時点で約800人が参加した。この署名活動を立ち上げた広州市民、高飛さんはその後、当局から事情聴取を求められ、ネット上の発信も相次いで封じられた
エポック・タイムズ上級編集者で、番組『米国の思想リーダーズ』の司会であるヤン・エキレック氏が執筆した『受注に応じた殺人:中国の臓器収奪産業と米国最大の敵の実像』が米紙ニューヨーク・タイムズのハードカバー・ノンフィクション部門ベストセラーにランクインした