韓国沿岸警備当局、初の国際合同演習を釜山沖で実施

【大紀元日本6月10日】韓国沿岸警備当局は9日から、初の国際合同沿岸警備演習を釜山沖で主催実施、韓国を始めとして、米国、日本、ロシア等の6カ国が参加、目的は極東東北部海域の安保改善にあるものとみられる。VOAが伝えた。

演習では、参加国の大型警備艇が数百メートルの間隔で航行、韓国の艦艇が演習開始の合図をすると、ロシア艦艇からはボートが出され遭難者の救援活動が演練された。中国、ロシアからの軍事視察員は一部始終を観察した。

本演習を作戦指揮する韓国のクウォン・ドンオク司令官によると、期間は3日間で、韓国、ロシア、米国、日本、中国、カナダ間の国際協力を増進するのが目的、演練項目は、不法薬物の取り締まり、火災消防、遭難者の救出だという。

本演習はこののち、開催国を交代して年に1回行われる予定だが、今回の演習では、「竹島問題」を取沙汰した韓国右派が日本の演習参加に反対する騒ぎがあった。反対は、韓国公安当局によってほどなく排除された。

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