在留台湾人評論家・黄文雄氏「東シナ海のシーレーンは、21世紀の中国にとっての生命線」

【大紀元日本6月22日】在留台湾人で「中国の没落」などの著作で知られる評論家の黄文雄氏は20日夕、東京大手町のサンケイプラザで「米中が激突する日」という演題で講演を行い、21世紀の極東地域、特に台湾海峡における米中の国際外交問題についてその認識を語り、その親日的で地球規模に及ぶ独自の視点は、日本人聴衆の拍手喝采を受けた。

黄氏は講演の中で、台湾が大陸に統一された所謂「一つの中国」の期間は、日清間の下関条約が締結される以前の数年間と故蒋介石・国民党政権が国共内戦に敗れて台湾に逃れた数年でしかないと主張した。また台湾が中国の統一に関し拒否し続けてきたのは、国家の建国理念、政治体制、経済格差等々において相違を見てきたからであって、「簡単に言えば結婚しても幸せになれないからだ」と述べた。

また台湾の96年の大統領統一選の際に、中共海軍が東シナ海のミサイル演習で台湾当局を「恫喝」した経緯を挙げ、中共はすでに国家理念の違いなどから武力侵攻しか台湾を統一できないと考えており、台湾国民2300万人の民意の主流は「独立」にあると主張、現在台湾は国際的な認知に係わらず主権国家として存在しており、中共当局がいくら武力を誇示してもその独立過程を阻止することは非常に難しいとの認識を示した。

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