中国「臓器狩り」報告書の衝撃、カナダ政府も調査検討
【大紀元日本7月16日】カナダ前アジア太平洋局局長で、国会議員のデイビッド・キルガー氏と国際人権弁護士デヴィット・マタス(David Matas)氏はこのほど中共による臓器狩り疑惑に関する調査報告書を公表、中国で法輪功学習者の臓器が生きたまま強制摘出されているという報告は「紛れもない事実」であるとの調査結果を明らかにした。それを受け、カナダ新民主党はカナダ首相に対し、独立調査団によるさらなる調査のために中共政権の協力を要請するよう促した。カナダメディアの報道によると、保守党政府はこの報告書の告発について調査することを計画しているという。
キルガー議員は「希望の声」ラジオ(Sound of Hope)の取材で、「ハーパー政権は前内閣より、中国の人権問題を重視するはず。彼らが人権の角度から中共との関係を見直すことを確信している」と述べた。
調査報告書の公表により、カナダ社会には強い衝撃が走った。ロイター通信、AFP、カナダ通信社、カナダ国家ラジオ、カナダ国家テレビ、オーストラリア大手新聞社、BBCなどのメディアが次々と発表を報道し、国際社会の関心を集めた。カナダの「ナショナル ポスト」紙やカナダ通信社などの報道によると、ピーター・マッケイ外相の国会秘書、保守党議員のデーパック・オーブライ(Deepak Obhrai)氏は、「我々は非常に厳粛に、これらの告発に対処していく。これから調査し、告発の事実確認を行う」と述べた。
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