香港・大陸学者ら、中国臓器狩りのさらなる調査を支持、国際社会に呼びかけ
【大紀元日本7月17日】カナダ前太平洋局局長デイヴィッド・キルガー氏および国際人権弁護士デイヴィッド・マタス氏が率いる独立調査団はこのほど、中共は大量の生きた法輪功学習者から臓器を摘出し販売している犯罪が実在とし、今なお続けていることを確認し実証したとの調査報告を発表した。中国大陸および香港の学識者らは、国際社会による推進および国際世論による圧力で、中共に対して、国内のすべての強制労働収容所および刑務所を開放し、海外の調査団が制約されること無く調査することを求め、反人類罪的な行為についてコメントすべきであるとしている。
前北京大学新聞および伝播学院の副教授、現在はフリーランスの焦国標氏は、「同調査結果は確実である」と述べ、「キルギア氏およびマタス氏が人道上の災難に関して真相を追究する精神および道義責任を担ったことに、敬意を払う」と評した。
調査報告書が公開されてから、同件は国際社会の重視を引き寄せ、カナダ政府はさらなる調査を計画中であるという。また、豪州最大野党である緑党も、政府当局に対して同件の調査を行うよう求めたという。焦氏は、「彼ら(中共官僚)の軽率な態度は度外れてある。政府は犯罪に直面するとき、反人類の犯罪に直面するとき、暴行は行き過ぎてはならないのだ。どこで止めなければならないことを知るべきだ」と語った。
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