蘇東坡と東坡肉

【大紀元日本9月24日】「東坡肉」(トンポーロウ)の考案者は、北宋の政治家で唐宋八大文学者の一人・蘇軾(そしょく)(1036-1101)である。蘇軾は、流罪となった時に東の丘陵地域の東坡に小屋を建て、自らを「東坡居士」と称したことから、蘇東坡(そとうば)の名称で親しまれるようになった。

蘇東坡は、四川省眉山の出身で、母の影響を受け、子供のときから料理に興味があったという。昇進してからも、各地に赴任するたびに、現地の食材を生かして、さまざまな料理を独創した。例えば、「竜井蝦仁」(杭州竜井茶とエビの炒め物)、「宏志鶏」(鶏のから揚げ)、「東坡魚」(煮魚)などがある。そして、最も有名なのが「東坡肉」である。

湖北省の黄州に流罪となった蘇東坡は、そこの豚肉が非常に豊富で安いにもかかわらず、現地の人たちの料理が下手で、美味しくないことに気付いた。そこで、蘇東坡は自分の美食の経験を生かして、美味しい豚の蒸し煮料理を考案した。これが「東坡肉」の原型である。

▶ 続きを読む
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。