香港経済短信 10月3日

【大紀元日本10月4日】

香港株17,400水準をにらみ 63ポイント反騰

10月初日の香港株式市場はハンセン指数52ポイントの下げで始まったが,後場に入り17,400水準をにらんだ買いが入って持ち直し17,600台まで上げた。中移動この日1.6%上げ,中資銀行株取引も活発。ハンセン指数終値17,606.53,上げ63.48或いは0.36%,値動き17,428.10 – 17,648.71, 出来高399.63億香港ドル。月間指数17,644,上げ85ポイント,平均37ポイント。

香港購買担当者採用数増加

香港9月の季節調整後の購買担当者採用指数は,8月の51.6から53.7に上昇,指数はすでに連続21ヶ月50を上回っている,これは香港の商業活動の持続的な発展を反映しているものと考えられる。上げ幅そのものは8月に較べて緩んでいるが,実需は強靭,9月も上昇を続けている。就業指数の上げ幅は6月以來最速,企業の人手不足を反映しており,給与も経営先行きへの楽観から上昇傾向にある。

簡俊傑が證監會營運總裁兼執行董事に任命される

財政司司長唐英年は《證券及期貨條例》に基づき,簡俊傑に證監會營運總裁兼執行董事を委任した,任期三年,今月16日から。政府スポークスマンに依れば,簡俊傑は財經事務方面,管理および運用經驗豐富。簡俊傑は有名会事務所のパートナーとして,香港、中國本土及びアジア太平洋地地域で 20年の經驗があるという。

HSBC:香港経済は中国本土に引っ張られて上昇を続ける

HSBCが発表した経済研究報告によれば本土での需給強含みを受け、輸出主導で香港経済発展の支柱になると指摘。 報告によれば本土の第一四半期消費は4.5%の増加を見せ、次の季には5%,機械及び機材の上升は12.8%。報告は更に,香港金利の頭打ち観測から経済情勢は更に上向くと看ている。米国経済の先行きが香港経済に与えるもう一つの要因とも看ている。

世界の半導体販売8月に新記録

全世界の半導体販売は8月に記録を更新,主要要因はPC、携帯電話、ゲーム機等などの需要。業界の発表に依れば8月の半導体販売は前年同期比10.5%増加,205億米ドル,これは過去最高,7月に較べて2.1%増加。過去最高は昨年11月の204億米ドル。

関連記事
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。