中国臓器狩り:豪州・北米・欧州「法輪功迫害真相聯合国際調査団」、臓器狩り真相調査で中
【大紀元日本12月5日】ベルギー紙「Gazet van Antwerpen」は11月29日、中共での法輪功学習者に対する迫害を調査するために、豪州・北米・欧州など各国の議員たちから構成される「法輪功迫害真相聯合国際調査団(CIPFG)」が、中国で現在起きている、生きた法輪功学習者から臓器摘出し売買する事件を調査するため、中国現地入りする予定であると報じた。
カナダ独立調査団の人権弁護士デービッド・マタス氏と政府元高官デービッド・キルガー氏は、ベルギーのヤン・ロンナス議員(N-VA党)の招待を受け、11月28日にベルギーのフラームス議会で記者会見を開き、中国共産(中共)党が生きた法輪功学習者から臓器摘出し売買する犯罪行為を止めさせるために、ベルギー議会から中共に働きかけるよう呼びかけた。
ベルギー通信社(BELGA)は、11月28日にオランダ語紙「Het Laatste Nieuws」および「De Morgen」のサイトを通じて、この記者会見の内容を大々的に報道した。
ベルギーの各メディアが注目し一斉に報道した「臓器移植の倫理問題討論会」(大紀元)
ベルギー蘭語系自由党のパトリック・ファンクルンケルスフェン上院議員は先週、「臓器移植の倫理問題討論会」で、中国で腎臓を容易に購入できることから、倫理問題を提起し、ベルギーのメディア各社が注目し報道が集中した。
両氏は2ヶ月間にわたる調査の結果から、中共政権は法輪功学習者に対して大規模の殺害を行っており、学習者たちの心臓、肝臓、腎臓および眼角膜を摘出し、高額で売買していることが分かったと指摘した。しかし、多くの国は中国の経済面にのみ高い関心を示し、中国国内の人権侵害・人権蹂躙にほとんど触れられていないと強調した。両氏は今年の7月以降、同調査報告結果と共に世界各国を駆け回り、各国政府に対して真相を知らせ、中共の暴行を中止するよう国際社会へ訴え続けている。