中国臓器狩り:豪CIPFG、中国現地調査チーム結成
【大紀元日本12月11日】豪・法輪功迫害真相聯合調査団(CIPFG)のビクトリア州支部およびニュー・サウス・ウェルス州支部は11月28日に立ち上がったのを受け、全豪CIPGFGスポークスマンのジョン・ショウ氏は12月7日、「豪・法輪功迫害真相聯調査団・中国現地調査チーム」が正式に結成したことを発表し、メンバーである超党派の労働党クリス・ボーウェン(Cris Bowen)下院議員、民主党アンドリュー・バーレット(Andrew Barlett)上院議員、緑の党ケリー・ネトル上院議員らは、キャンベラの議会前で会見を開き、メディアに対して、中国共産(中共)党が生きた法輪功学習者より強制的に臓器摘出する事件の調査のために、中国現地入りすることを表明した。
今回の発表は豪州チャンネル9、チャンネル10、オーストラリア聯合社、2GBなどを含む全豪各大手メディアの注目を集めた。3人は、中共の管理下で起きている生体臓器摘出事件の事実真相を国会にて引き続き追究することを明らかにし、中共に対して、調査団が制限されることなく調査できるように、各強制労働収容所、病院などの開放を呼びかけた。
バーレット上院議員は記者会見で、豪州と中国は重要な貿易および外交関係を持っている以上、法輪功学習者の臓器摘出事件をなおさら無視できないとし、与党を含めて他の政党の人々もこのことに対して強い関心を寄せていると明らかにした。同議員は、制限されることなく独立した調査ができるなら、自分自身は何時でも調査団に同行することの用意はできていると表明した。
関連記事
中国の強制臓器収奪や中国への渡航移植に対して台湾はどのように法制化をしたのか。台湾の黄千峯医師は日本では、この問題を真に表面化して議論しておらず、無関心が被害を拡大させると警鐘を鳴らしている
強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)がオンライン・フォーラム開催。中国での法輪功迫害と臓器収奪を「冷たいジェノサイド」として検証。12月9日、10日にライブ視聴できる
習近平の「150歳」発言が火付け役。共産党エリートだけが享受する「981長寿プロジェクト」の実態を追う。軍病院、臓器収奪、検閲——権力者の命を延ばすため、無実の命が犠牲にされる恐怖のシステムとは?
人間の生命の尊厳を回復させるために果敢な行動を取ったケネディ保健福祉省長官は称賛に値する。米国保健福祉省(HHS)は、「死亡ドナー規則」に違反したアメリカ内の病院を摘発。これらの病院では、完全に死亡していない可能性のあるドナーから臓器が摘出されていた。
東京の文京シビックホール展示室 2で、11月10日から3日間、生体臓器収奪の闇をポスターというアートで暴き出したポスター展が開催される。そこには全日本人が知るべき中国の臓器狩りの実態が表現されている