米中貿易不均衡問題、解決には時間=NEC委員長

米国家経済会議(NEC)のハバード委員長は19日、米中間の貿易不均衡問題解決に向けた両国間の交渉について、やや前進しているものの、さらに時間がかかるとの認識を示した。

同委員長は記者団に対し「交渉は期待しているほど速く進んでいない」と述べた。

同委員長によると、ポールソン財務長官は先週北京で開催された「米中戦略経済対話」について、成功だったが長期的な努力の一環との見解を示している。

同委員長は、対話は米中間のみならず、中国と他の国との間に存在する不均衡問題を解決するため、長期的な視点を持たなければならないと指摘した。

[ワシントン 19日 ロイター]
関連記事
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。