米国家経済会議(NEC)のハバード委員長は19日、米中間の貿易不均衡問題解決に向けた両国間の交渉について、やや前進しているものの、さらに時間がかかるとの認識を示した。
同委員長は記者団に対し「交渉は期待しているほど速く進んでいない」と述べた。
同委員長によると、ポールソン財務長官は先週北京で開催された「米中戦略経済対話」について、成功だったが長期的な努力の一環との見解を示している。
同委員長は、対話は米中間のみならず、中国と他の国との間に存在する不均衡問題を解決するため、長期的な視点を持たなければならないと指摘した。
[ワシントン 19日 ロイター]