中国「宋代四大書院」 白鹿洞書院掲示の教え②

【大紀元日本12月27日】白鹿洞(びゃくろくどう)書院掲示は、朱子の教えを初学者のために、分かりやすく要約したものである。書院掲示の最初に掲げられた5教「父子に親(しん)あり。君臣に義(ぎ)あり。夫婦に別(べつ)あり。長幼に序(じょ)あり。朋友に信(しん)あり」の徳目「親・義・別・序・信」の意味するところを見ていこう。

「親」は、親しみ敬って両親を愛すること。「義」は、君が仁義をもって臣を導き、臣は忠義を尽くしてこれに従うこと。仁義と忠義の心的交感を教える。「別」は、家庭における夫婦の役割に分担・区別があり、それによって秩序がもたらされること。「序」は、兄弟(長幼)の誕生の後先の自然な序列を尊重すること。年長者は幼い者を慈しみ、若者は年老いた人を敬う。「信」は、信頼を基に友人関係を築くこと。

書院掲示は次に「親・義・別・序・信」の5教の徳目を学ぶのにも、5つの序があることを教える。「博(ひろ)くこれを学び、審(つまび)らかにこれを問い、慎(つつし)んでこれを思い、明(あき)らかにこれを弁じ、篤(あつ)くこれを行う」。学び、問い、思い、弁じ、行う、5つの序を踏むことによって、5教の徳を修養する。

▶ 続きを読む
関連記事
ケールの栄養、効能、食べ方、保存法までまとめた完全ガイド。苦みを抑え、吸収を高める調理のコツも紹介します
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます