パレスチナ、ハマスと自治政府が挙国一致内閣樹立へ
アッバス・パレスチナ自治政府議長率いるファタハと、イスラム原理主義組織ハマスが8日、イスラム教聖地である当地で会談し、挙国一致内閣の樹立で合意した。ファタハの当局者が合意文書を読み上げたが、ハマスのイスラエル承認に関する記述はなかった。
ただ、ハニヤ首相を再度首相に指名する旨が記載されたアッバス議長の書簡には、新政権は「国際法」と、パレスチナ解放機構(PLO)が調印した合意を順守すべきと明記されている。
双方とも、この合意によって流血事件が終結し、ハマスのイスラエル承認拒否を理由に中止されている西側からの支援が再開されることを期待しているが、あるファタハ当局者は、ファタハ内に西側の支援再開を実現するにはこの合意では不十分ではないかとの懸念があると話している。
[メッカ(サウジアラビア) 8日 ロイター]
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]