【大紀元日本3月26日】フランス・パリ国際空港免税店で、わずか15分間で3万米ドル(約360万円)相当の洋酒を購入した謎の中国人が最近、欧米メディアを騒がせた。消費金額はシャルル・ド・ゴール国際空港において、過去最高額であるという。
現地メディアの報道によると、謎の中国人は広東省の画家で、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港の免税店で、1万3800ユーロ(約216万円)相当のMouton Rothschildワイン1945年もの、5000ユーロ(約78万円)相当のコニャック1806年もの、ロワール渓谷産のワイン1978年ものを購入し、総額約3万米ドル(約360万円)の買い物を15分間で終了したという。
免税店従業員によると、この中国人は商品の価格に驚くこともなく、一般の中国人旅行者のように値段を掛け合うこともしなかったという。
一方、免税店の販売アシスタントのゾンリンダさんは「この中国人客は珍重な銘酒のコレクターで、顔見知りで毎年に1、2度は当店を訪れる。今回は1960年以降生産された特定銘酒を探して欲しいとの依頼があった。今後も当店を訪れる予定である」と語った。
謎の中国人旅行者は買い物終了後、北京行きの飛行機に搭乗した。このことは空港関係者だけを驚かせたのではなく、米メディアも囲み記事で報道した。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。