農暦2月2日「龍が頭をもたげる日」

【大紀元日本3月27日】農暦の2月2日は、古代から中和節と称され、俗に「龍が頭(こうべ)をもたげる日」と言われてきた。民間の伝説によると、毎年農暦2月2日になると、天上の雨雲を主管する龍王が頭をもたげる日であり、この点xun_ネ降、雨水は次第に多くなってくる。いわゆる、「龍が頭をもたげる」とは、冬眠から醒めた虫たちが動き始めることを指す。したがって、俗説では「2月2日は、龍が頭をもたげ、サソリ、ムカデが姿を現わす」というもので、一般には「春龍節」とも言われる。

「啓蟄」の前後に、大地は解凍し始め、天気は次第に暖かくなり、春が大地に戻り、万物はまた蘇り、泥穴に潜んでいた昆虫、洞穴の中の蛇なども冬眠から醒め、伝説中の龍もまた深い眠りから目醒め、農民は農閑期を切り上げ、大地を耕し始める。したがって、古くはこの2月2日を「二日の仕事始め」ともしていた。このため、盛んに行われてきた中国民間の春龍節は、古くは「春耕節」とも称された。言い伝えによると、この日にまだ覚醒していないと、けたたましい雷声がこれを起こさなくてはならないとしている。

北方では、2月2日は、龍が頭をもたげる日であり、春龍節、農頭節である。民間では、「龍が頭をもたげる日には、大きな倉は満杯になり、小さな倉にも行き渡る」という諺が広く伝承されている。南方では、「踏青節」と言われ、古くは「桃菜節」とも言われた。気候の循環に伴い、農暦2月2日には、中国の大部分の地区で、季節風と気候の影響を受け、温度が再び上昇し、日照時間が増加、雨水も次第に多くなり、光、温度、水などの条件が満たされ、農作物が生長するため、南方では「農事節」とも言う。この慣習は、おおよそ唐朝から始まり、中国人は2月2日を習俗の節目としてきた。

▶ 続きを読む
関連記事
現代の日本が抱える健康問題や少子化、環境問題に対し、根源である「土」から解決をめざす。独自の堆肥化技術を展開する葉坂プラントの葉坂社長は、失われつつある「日本人の心」と命の循環の回復を掲げ、発信を続けている
春のアレルギーは体質や生活習慣とも関係。栄養・腸内環境・ストレスなど多角的に整えることで、症状の緩和をサポートする方法を紹介します。
コウライキジやキンケイなど、世界に存在する美しいキジ6種を紹介。自然の中で輝く色彩と個性豊かな姿は、まさに「生きた芸術」です。
苦味は代謝や炎症、消化に関わる重要な働きを持つことが研究で明らかに。苦い食材を適度に取り入れることで、体のバランスや健康維持を支える可能性があります。
コップに残した水、翌日も飲んで大丈夫?意外と知らない「12時間ルール」と細菌リスク、さらに温かい水と冷たい水の違いまで、専門家の見解をもとにわかりやすく解説します。