ロシア、中央アジア諸国との資源外交で先手技

【大紀元日本5月15日】ロシアのプーチン大統領は10日、中央アジアのカザフスタンを歴訪し、首都アスタナでナザルバエフ大統領と会談、エネルギー資源の共同開発文書に署名する中で、ウランの濃縮センターを合弁で設立することに合意した。

関係者によると、同センターの濃縮ウランは、発電用に他国も使用できる予定で、プーチン大統領によると、「このセンターは、シベリアに建設され、全地球規模のエネルギー・インフラになる」という。

BBCなどによると、両国はまたカザフスタンからロシアに石油を運搬するパイプラインの拡張でも合意し、ナザルバエフ大統領は、その資源の大部分をロシア領内を経由して運搬したい考えだ。

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