新内閣発足、陳総統任期内体制強化=台湾

【大紀元日本5月15日】台湾行政院の蘇貞昌・行政院長(59)は、5月12日午前、内閣緊急会議を開き、陳水扁・台湾総統の需要に応じ、新しい人事に協力するため、内閣総辞職を表明した。同日午後、陳総統は総統府で開かれた記者会見で、蘇・行政院長が在任中の業績を称え、遺憾の意を述べながら本人の意思を尊重するとし、辞職を認めたことを明らかにした。

蘇・行政院長は今回の決定はじっくり考慮し決めたとし、2008年民進党総統候補が謝長廷・前行政院長に決まった時から、自主的に身を引き、情勢の変化に合わせ、陳総統に協力することにしたと明らかにした。

蘇・行政院長はさらに、辞任したが台湾を見放していないと強調し、将来は民衆の生活の中に深く入り込んで行き、民意および国内外の各界の声に耳を傾け、自身を磨き充実させ、国民・国家・党および候補者に役に立ちたいとの意向を示した。

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