温家宝総理辞任報道:中共高層の権力闘争、海外メデイアを操ってデマ流布
【大紀元日本6月9日】共同通信社は3日、中国国内消息筋の話を引用し、温家宝総理が公務過重の理由で、次期の連任を固辞したと伝えたが、中共外交部は翌日、駐中国現地の共同通信社総局長と特派員記者に面会し、「この報道は完全にデマであり、あまりにも無責任だ」と批判した。香港誌「新紀元週刊」の総編集長・臧山氏は本件について、今秋の中共第17回全国大会を前に中共高層の各派が激しい権力闘争をしており、海外のメデイアを操り、或いは情報筋を通して海外メデイアに嘘の情報を流して報道させる場合があり、この手段を利用して、国内の政敵に刺激を与えたり打撃を与えたりしているという。
臧山氏は、中共中央政治局常委・黄菊がこのほど死去し、上海閥は全面崩壊しつつあり、大陸の政局は転換期を迎えている現在、頻繁かつ絶えることなくデマが流されているのは、中共高層内部に激しい闘争があるしるしである。当時、毛沢東と_deng_小平の死去の前後に、中共高層の各派が激しい衝突の際、同じ現象もあった。
デマを流布、権力闘争の常套手段
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。