【大紀元日本7月4日】世界一身長が高い中国の鮑喜順さん(56)が7月12日、28歳年下の夏淑絹さんと内モンゴルのジンギスカン陵特別観光区で結婚式を挙げることがわかった。
ギネス・ワールド・レコードに登録された鮑喜順さんは身長236センチで、新婦の夏淑絹さんは168センチ。2人は身長や歳の差を乗り越え、このたび結婚するはこびとなった。ウェディングドレスの製作会社は、2人の結婚式をプロデュースするために、モンゴルの民族衣装と唐の時代の伝統衣装、2セットの礼服をオーダーメードで用意した。新郎の身体に合う衣装の製作は、困難を極めたという。
6月11日、二人は礼服と対面した。新郎は待ちきれずに衣装を身に着け、鏡の前で、左に右に、幸せの笑みを浮かべながら、「どう、似合っているかい。明日にでも、婚礼写真を撮りに行こうよ」と新婦に話していたと言う。
念願の結婚写真の撮影では、難問に直面した。鮑喜順さんの前では、スタジオのセットが小さすぎて、結局全部作り直すしかなかった。5時間の奮闘の末、ようやく、お似合いのセットが出来上がった。
また、世界NO.1の身長に合わせて、すべての家具は特注品である。
(括弧内が通常サイズ)
ベッド:長さ2.8m(2.0m)幅2.2m(1.5m) 高さ0.7m(0.5m)
ダイニングチェア:座面高さ1.15m(0.65m)
鮑喜順さんは6人兄弟がいる大家族に生まれ、ほかの兄弟5人の身長はごく普通だという。幼少時代には極普通の子供だったが、15歳から身長が急激に伸び始め、その年に189cm、20歳のときに210cmになったという。
特注の家具を製造する工場を見学(鮑喜順ブログ)
(鮑喜順ブログ)
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