【大紀元日本7月13日】古来中国から渡って来た、すいれん科の水草で、広く栽培されています。地下茎は蓮根で食されます。夏、水上で大きな花をつけ、実は蜂巣状になり、種子も食用にされます。蓮心(胚芽)、荷葉、藕節(根茎の節部)、蓮子(種子)はそれぞれの効能で漢方薬に供されます。特に蓮子肉は、甘味で脾と腎を補い、浮腫み、慢性下痢などに使われています。
蜂巣状の実および葉は染色用にすでに奈良時代より利用されており、茶色、鼠色、焦茶色を染めます。
大名蓮(撮影=大紀元、2007.7)
(文・ハナビシソウ)
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