【草木染めの植物】蓮(ハス)

【大紀元日本7月13日】古来中国から渡って来た、すいれん科の水草で、広く栽培されています。地下茎は蓮根で食されます。夏、水上で大きな花をつけ、実は蜂巣状になり、種子も食用にされます。蓮心(胚芽)、荷葉、藕節(根茎の節部)、蓮子(種子)はそれぞれの効能で漢方薬に供されます。特に蓮子肉は、甘味で脾と腎を補い、浮腫み、慢性下痢などに使われています。

蜂巣状の実および葉は染色用にすでに奈良時代より利用されており、茶色、鼠色、焦茶色を染めます。

大名蓮(撮影=大紀元、2007.7)

(文・ハナビシソウ)
関連記事
春分の時期にぴったりの「六和養生茶」。気分の落ち込みや胃腸の不調、目の疲れを和らげ、体内のバランスを整える効果が期待できるお茶をご紹介します。
「口の渇き」が示す体調のサインとは?中医学に基づく原因と改善法を紹介。乾燥を感じる方必見の食事法や注意点をお伝えします。
2025年春の気候変化に備えた食養生法をご紹介。寒暖差や風の影響で体調を崩しやすいこの季節、心身を整えるための食材やレシピをチェック!
木製フローリングの掃除法をご紹介。酢や重曹で簡単に汚れを落とす方法や、試すべき注意点を解説!自宅でできる天然の掃除術をチェックして、フローリングを守りましょう。
Z世代の間で進行中の節酒革命と、ソーシャルメディアが与える影響を探る。健康やイメージを重視する若者たちの新たな価値観と、薬物使用の増加についても解説します。