中国巡視艇に拿捕された台湾籍漁船、「故意に中国領海に追いやられた」

【大紀元日本7月31日】中国当局は7月28日朝、台湾漁船6艘が中国の海域に違法侵入したとして、拿捕したが、同日正午にこれらの漁船を帰した。

台湾海岸巡防署によると、7月28日朝、中国の巡視艇3隻が台湾海峡で台湾漁船6艘を拿捕したという。中国当局は、これらの漁船が中国海域に侵入、毎年6月から9月の間に、操業禁止の海域で違法な捕獲活動を行っていると主張しているが、台湾海岸巡防署は、漁船は当時台湾領である澎湖花屿の西水域で漁業活動していたが、中国の巡視艇に銃を突きつけられ、故意に中国の水域に追いやられたという。

事件発生後、台湾海岸衛隊は、巡視艇4隻とヘリコプター1機を出動させた。中国の巡視艇は同日正午頃、拿捕した漁船を帰した。

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