中国四川省:投資家ら100人以上高裁前で抗議活動、行政幹部汚職で被害訴える
【大紀元日本8月31日】中国四川省成都市行政幹部による汚職で損失をもたらされたとして、8月27日午前11時ごろ、四川省成都市の中級人民法院(日本の高等裁判所に相当)前で、投資家100人以上が集まり、抗議活動を行った。
1990年代後半、成都市稗県の現地政府は、地元企業・潤徳公司の資金調達活動を全面的にバックアップし、中国当局の政府メディアである、中央テレビ(CCTV)や、文匯報、四川日報など十数のメディアで大々的に資金調達のキャンペーンを繰り広げた。結果、1995年から1999年3月までに、全国各地の計1万2千人以上の投資家から、約1・45億元(約25億円)を調達した。
その際に、潤徳公司は現地の司法や、政府機構と結託し、当時すでに失効した営業許可証の名義で、投資家を騙し、資金提供契約を結ばせた。これらの契約は実質上、法的効力がないため、投資家の金は消えてしまった。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。