台湾の教育省が20日、同国の子どもの身長が低くなる傾向にあると発表したことを受け、教育関係者は、勉強に対する圧力や貧弱な食生活、睡眠不足などが低身長化の原因の一部との見方を示した。
発表によると、2003─2005年の間に4─6学年の子どもの平均身長は年間1センチメートル低くなっており、その原因として偏った食事や運動不足、不十分な睡眠などが挙げられるという。
同国では、小学生の子どもを持つ教育熱心な両親は、放課後に英語や芸術、音楽教室に子どもを通わせている。
ある12歳の男児は、睡眠や運動が不足している生徒がいると述べ、「もっと勉強をさせようとする親もいる」と明かした。
[台北 20日 ロイター]
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