中国広東省:河川の重金属汚染で「ガン村」に

【大紀元日本10月30日】中国広東省の鉄鉱山が近くの川に排出した未処理の重金属汚染水のために、近隣の涼橋村村民の健康を脅かした。同村は、発ガン率が高く、「ガン村」となった。

米国CNNの報道によると、涼橋村の川は錆びた茶色になっており、村民はこの川の水を畑に流し込んでいる。朱さんの夫は、この川の汚染の影響によりガンに罹りわずか30歳で亡くなった。医師のアドバイスは、「ここから退去し、米も水も摂取してはならない」というものだった。

川の汚染原因は近くの大宝山鉄鉱であると村民らは話す。鉄鉱の採掘と共に砒素やカドミウムなどが排出される。汚水処理施設でも処理されず、河川に大量に排出され重金属汚染になリ、有害物質が人体に入りガンを促す。

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