米コカコーラ社:漢方生薬入りの新商品を来年発売予定
【大紀元日本11月8日】米コカコーラ社は中国伝統の漢方生薬に目をつけ、2008年に販売予定の新商品の開発を行なっている。
同社は10月15日、北京で漢方医薬研究センターを設立する計画を発表した。この研究センターで、漢方生薬とコーラの風味との調合に関して実験研究を行ない、同時にコーラ以外の商品にも使える調味料を開発する予定である。今注目されている漢方生薬は、抗感染作用のある「菊の花」と抗酸化作用のある「ミロバランすもも」などがある。
コカコーラ社商品の中国での市場規模は、すでに日本での市場規模を抜き、米、メキシコ、ブラジルに次いで第4位で、昨年、中国で販売されたコカコーラは10億本を超えている。
現在、中国大陸、香港、台湾の健康飲料市場は、台湾の「康師傅」社と「統一企業」社の2社によって大きく占められているが、コカコーラ社の新商品の発売によって、この地域の健康飲料市場の競争は、一層激しくなることが予想される。
コカコーラ社は、すでに中国大陸で37か所の生産工場を持っており、中国で16種類の飲料を生産、販売している。同社は全世界に販売網を持っていることから、漢方生薬入りの商品の開発と販売は、中国の伝統養生法を一層世界の人々に親しまれるように促進できると予想されている。
(記者・魏徳/翻訳・坂本)
関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。