珍しい「黄龍入海」現象=黄河河口

【大紀元日本12月12日】中国大陸の黄河では最近海へ流れ込む水量が増えたため、山東省東営市の黄河河口で12月2日、珍しい「黄龍入海」の現象が現れた。この珍しい現象に、多くの見物客と写真愛好家の注目が集まった。

山東省東営市黄河河務局によれば、「黄龍入海」は黄河河口の独特な現象で、黄河の水が海に流れ込む時に紺碧の海水とぶつかり鮮明な対比が形成される。幅56kmの河口で河の水は海水の勢いに押し上げられ、波が湧き返り打ち寄せる。大潮のときには河の水と海水が激しくぶつかり、その勢いがさらに盛んになり壮観であるという。

「黄龍入海」の発生条件は、①河の水量が比較的多い②河の水の黄砂含有量が高い③潮の勢い、ぶつかる激しさである。これらが全部揃って現れるため、比較的水量が多く、条件が揃い易い9月に多く見られるという。

通常黄河は12月に水の少ない時期に入るのでこの現象は現れにくくなるのだが、最近は黄河の水量が多く保たれているため、9月を過ぎてもこの珍しい現象があらわれた。

(翻訳・坂本)
関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。