北京五輪前に、法輪功への迫害を停止させよう=世界100万人署名活動、始動

【大紀元日本3月10日】中国で発生している法輪功への迫害を停止しようと、法輪功迫害真相調査団(CIPFG)とその支援者らは今月初めから、「世界100万人署名」活動を開始し、「2008年オリンピック大会を前に、中国共産党は即時に法輪功への迫害をやめなければならない」ことを訴えた。

CIPFG日本事務局によると、この署名活動は7月末、あるいは、法輪功への迫害が停止されるまで続けられるという。3月25日には、北京五輪の採火式がアテネで行われるため、前日にそれまでの署名をまとめ、記者会見などで発表する予定。これらの署名は、各国政府や議会、国際オリンピック委員会、国連、国際人権組織などに提出され、北京五輪開催前に、一日も早く法輪功への迫害が停止されるために効果的に使われるという。

法輪功は、中国で伝えられた伝統の気功修煉。心身を鍛え、真・善・忍という信念を掲げ、良い人間になろうとするもの。迫害前の中国では1億人が愛好しましていたと言われる。ところが、前国家主席・江沢民は、愛好者が多すぎることに脅威と嫉妬を感じ、8年前の1999年7月に法輪功を非合法化し、法輪功を学ぶ者を弾圧・迫害してきた。中国事情に詳しい専門家によると、「中国では、多くの人権侵害や非人道的な弾圧・迫害が横行しているが、この法輪功への迫害ほど、理不尽で、凄惨なものはない」という。

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