【大紀元日本5月21日】モザンビーク内政部が一部の警察官が肥満で走れず、これでは犯人を捕まえることすらできないため、警察側に身体能力訓練の強制実施を求めた。
世界で最も貧しい国に名を連ねるモザンビークは16年間の内戦終結後、経済には著しい進歩があったものの貧困は依然として普遍的に存在している。人口の半数以上は1米ドルもかからない生活費でその日を渡っており、貧困とチャンスに乏しい国の中で公務員は最も保障のある職業である。
警察官はたくさん食べ動かないため、肥満になるものが増えており、そのうえタバコを吸い酒を飲み、すっかりくつろいでいる多くの警察官はスリムな泥棒には追いつけない有様だという。見ていられなくなった内政部が、全ての警察官に身体能力訓練を強制的に受けさせるという一斉訓令を発した。毎日強盗に扮する兵士を捕まえ、本当の強盗に遭遇した際、ただ見ているだけでどうにもならないというようなことにならないよう訓練しているらしい。
(翻訳・坂本)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。