中国各地で大雨:南部の昆明は空港で魚捕獲、北部の鄭州は浮き輪で街へ

【大紀元日本7月14日】中国大陸は7月に入ってから、多くの地域で大雨に見舞われ、被害を受けた。報道によると、南西部の四川などの地区では、2週間連続の大雨による洪水や山崩れなどで、すでに14人の死亡者が出ており、被害はさらに拡大する見込みだという。

四川省の南部に隣接する雲南省昆明市では、先日の暴雨で昆明空港が水浸しとなり、空港作業員が大きな魚を4度も捕獲するという異例の光景が

見られた。

また、北部の河南省鄭州市では、昨夜から突然の大雨に見舞われ、市内の多くの道路で50センチ以上の浸水となり、交通渋滞となった。街では、子どもたちが浮き輪を持って歩く姿が見られた。

首都北京でも7月4日、今月20日までの開通に向けて試運転を終えたばかりの北京地下鉄「五輪支線」が、大雨で水浸しとなった。

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この頃、中国海南省海口市にある湖「紅城湖」で魚の死骸が大量に浮いているのが見つかった。
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