米議員:新唐人テレビ、中国大陸向け放送再開呼びかける

【大紀元日本8月23日】米国カリフォルニア州第13選挙区のピート・スターク国会議員は8月16日、フリモンタウンホール・ミーティングで、この選挙区の中国系住民が強い関心を寄せている新唐人テレビ局の中国大陸向けの放送が切断されたことについて、報道の自由を確保するために、米政府は非営利で独立したメディアの新唐人テレビ局に強い関心を寄せるよう呼びかけ、また、保護するように努力すべきだと主張した。

海外メディアによると、今年6月に欧州最大手衛星企業の仏ユーテルサット社(以下、ユ社)は技術問題を理由に、新唐人がW5衛星を通じての番組送信を停止したという。一方、米放送管理局(BBG)は7月31日にユ社との契約を中止し、中国政府管轄下のアジア衛星企業のアジアサット3S衛星を使い番組の送信を続けることにしたことから、ユ社はさらにこれを理由に、新唐人との契約を中止することを決定した。

実際、これまでにすべての番組の検閲を行って来たアジア衛星社は、新唐人の番組は放送しないと表明した。BBGがアジア衛星社と契約したことによって、新唐人の番組は実質上、アジア地区には自由に放送することが出来なくなることを意味する。

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