漢字の神秘(14):儒

【大紀元日本3月15日】儒(rú)は、「儒学」、または儒学を研究・実践する「儒者」にも使われます。字を見れば分かるように、「人」を意味する二ンベンと、求めること・必要なものといった意味の「需」(xū)で組み合わされています。従って、「儒」は人間にとって必要なものという意味を表します。

古代中国では、人間は生まれ落ちると、まず、最初に必要なものは栄養、次に必要なものは教育であると考えられました。赤ん坊は、母親から母乳(mŭrŭ)を与えられ、少し成長して孺子 (rúzi=子供)になると、まず教育を受けます。教育は、赤子にとっての「乳」のように、人間の成長に欠かせない重要な要素でした。

「儒学」は、春秋時代の中国の思想家・孔子(紀元前551年-紀元前479年)によって確立されました。孔子は、人格者になるには、仁 (思いやり)、礼(礼を尽くし、儀式を行う)、中庸 (極端に走らず、中道にいること)、義(正義を貫く)を修め、ひたすら学び、知恵を磨くことなどを説いています。

▶ 続きを読む
関連記事
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
股関節の痛みは筋肉の弱さやアライメントの乱れが原因のことも。バタフライストレッチ・グルートブリッジ・チェアスクワットなど、自宅で寝ながらできる5種目を理学療法士が解説します
パスポート写真で求められるのは、笑顔よりも「本人と確実に照合できる顔」です。なぜ無表情が基本なのか、顔認識技術や国際基準の背景から、申請で失敗しない写真のポイントを解説します。
中医学の五行説では、怒りや心配、不安などの感情は体内の気の流れと関わると考えられています。木・火・土・金・水の視点から、心身のバランスを整える知恵を紹介します。