【大紀元日本7月31日】毎週ひとつのシンプルな質問をして、そこから見える各国の社会背景、特徴、人間関係、文化の差異または類似点を読者のみなさんにお伝えします。日本国内にいては見えてこない他国の人々の心を、より身近に感じられるよう企画していきます。
第1回は「あえて国産品を買いますか?」です。日本では最近、食料自給率引き上げを促す政策が進められ、政府の広告がテレビCMでも流れていますが、他の国はどうでしょうか?
・クリステル・キンモントさん(Krystal Kinmont)、26歳、映像関係、ソルトレイクシティ=アメリカ合衆国
「つねに意図的に国産品を買おうと考えているわけじゃないけど、安全で高品質のものを選べるなら、この国のものがいいわ。」
・石見 昌さん、65歳、骨董品店主、東京=日本
「特に食品は国産を選んで買っているよ。日本のものはいいと思っているから。例えばうなぎを買うなら、外国産と比べたら3倍の値段でも日本産のものが買いたい。けれど最近はテレビニュースが言うように、食品業者も原産国を偽って表示したりする。売れないからね。もし彼らが嘘をついたら私たちはどうやって原産地を知ることができるだろう。私の取り扱う骨董品でいうなら、日本の骨董品を集めたいと思っているよ。家具、陶器、造形物など。顧客もそれをほしいと思っているだろうし、日本製品はいい値段で売れるから。」
・アネッテ・シュワルツ(Anette Schwartz)、42歳、裁縫師、ヘデモラ=スウェーデン
「もちろん!私はいつも自然環境に影響を与えないよう、地元産のものを選んでいるわ。近隣地域で作られたものなら尚更いいけど、経済的な理由で買えないときもあるわ」
・ジュリー・マッケンジー(Julie McKenzie)、60歳、高齢者ケアワーカー、サンシャイン・コースト=オーストラリア
「地域商業を支えるため、国産のものを買っています。例えば地方新聞を購読することは、地域のお金の循環を良くするし、経済効果もあるからとても重要です。身近なレベルで地方経済は始まるし、そしてすべての活動に繋がっていると思います。地域経済をサポートしましょう」
・モニカ・クスニエロバ(Monika Kusnierova)、31歳、ベジタリアンレストランのウェイトレス、ピエスタニィ=スロバキア
「どのような商品の種類かによりますが、たいてい国産のものを買っています。食品は、私たちの場合は自国農家で作られた野菜を食べて育ちます。思うにスロバキアは発展途上なので、野菜を不健康にさせる科学事業も発展していません。なので健康的でクリーンな野菜を私たちは手に入れられていると感じています」
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