【本との話】探偵作家をKOした「難問集」
【大紀元日本8月9日】夏の雨上がり夕涼みの木陰のロッキングチェアー・・・にゆすられて、鮎川哲也の『ヴィーナスの心臓』を一気呵成に読み切りました。ある年の日本探偵作家クラブの例会の余興で朗読された犯人当てテキスト7作品が問題編としてあり、その解答編が巻末に付されています。
例会に出席した日本の第一線推理作家が悪戦苦闘した問題集を、素人推理家である読者がどこまで挑戦できるかがこの本のミソです。果たしてあなたは「難問」の幾つに解答推理を与えることができるでしょうか? 犯人当てに行き着いた推理の正しさが、鮎川哲也さんの仕掛けたトリックに試されることになるのです。
もし探偵小説が中国で発達していたなら、中国で偽装される難事件のトリックを見破る推理眼が少しは育っていたことでしょう。一人のシャーロックホームズ、名探偵・コナンを夏のミステリーに甦らせてみましょう。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。