【大紀元日本3月27日】3月17日から20日まで、台湾で開かれた第14回IBDC(International Bicycle Design Competition)国際自転車デザイン大会で、世界の49カ国、720点の応募作品の中から、見事に優勝を飾った女性デザイナー・黄睎(ファン・シー/台湾)さんは、まだ23歳。作品名は、「ショッピング・バイク(Shopping Bike)」黄さんによると、今回の作品は買い物の収納スペースが広くてスリムなボディを持ち、女性がショッピングの時に気軽に乗れ、また通勤にも簡単に乗れる自転車をイメージしてデザインしたという。
IBDC主催側によると、かつて自転車輸出量世界一の台湾自転車産業は1991年より中国大陸の安価な商品に追い越されてから、高品質で低コストの自転車の研究開発を行なったのが、この大会のきっかけだという。1996年よりIBDCの大会が開催され、付加価値を付けた商品、且つ生活を活性化した新しい風を台湾の自転車産業に吹き込んだ。
IBDC国際自転車デザイン大会はこれまでに、ヨーロッパ36カ国、アジア26カ国、北米17カ国、アフリカ5カ国、オセアニア2カ国で、五大陸で合計86カ国の9千652人の優秀なデザイナーが参加した。2011年度の応募申し込みは、4月1日から始まる。
(翻訳編集・豊山)
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