iPhone中国生産工場、13件目の自殺 当局通達:「報道は控えめに」
【大紀元日本5月28日】広東省深セン市にあるiPhoneやNokiaの委託製造工場、富士康(フォックスコン)で連続発生した飛び降り自殺による死亡事件が、国内外で大きな注目を集める中、27日、再び女性従業員が自殺をはかった。前日、男性従業員が建物から飛び降りて死亡、今年に入って12人目の自殺事件が発生した矢先のことだった。
自殺防止策を考案するため、台湾から深セン市の工場にかけつけた総裁が現地駐在している最中に発生したこの自殺事件に、国内メディアは高い関心を寄せている。中国が作り出した「世界工場」の奇跡は、労働者の命を犠牲にしているという論調で、各メディアが批判し始めたところ、27日夜、「深セン市での取材記者を呼び戻すよう」と当局からの通達が入ったという。
BBC中国語の報道によると、 政府提供のニュースや富士康(フォックスコン)社のプレスリリースの転載報道のみは、 一部のネットメディアの編集者に許可されているという。
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