【大紀元日本5月29日】 中国安徽省の漁民・孫永成(Sun YongCheng)さんが微山湖で魚を捕ろうと網を引き上げると、一匹の「怪奇な生物」がかかっているのを発見した。頭がワニで、体は固い皮膚で覆われ、背にはカメのような甲羅を背負っている。見たこともない生き物に孫さんは驚いたが、この生き物も必死に網の中でもがきながら逃げようとしていたという。
この生き物は長さ76センチメートル、幅30センチメートル、重さは約7キロ。現地の漁業部門専門家の推測では、この生物は北米ミシシッピ川の沿岸に生息しているワニガメで、愛好者がアメリカから買ってきてペットとして飼っていたが、大きくなりすぎて育てられなくなり微山湖に捨てのではないかと見ている。
ワニガメがこの地域で発見されたのは初めてで、まだどのぐらいのワニガメが微山湖に生息しているかは確認がとれていない。外来種であるワニガメが微山湖の生態システムに影響を及ぼすのではないかと専門家の間で懸念されている。
(翻訳編集・盛徳)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。