小さい川と大きな砂漠
【大紀元日本6月6日】小さい川が、高山から多くの村落や森林を抜けて、最後に砂漠に辿りついた。たくさんの困難をのりこえてきたので、砂漠もまた越えられると思っていた。しかし、何度試みても水は砂漠に吸い込まれてしまう。どうしても乗り越えることができない。「もしかすると、こういう運命にあるのかもしれない。言い伝えで聞いたことのある広大な海までは到底流れ込むことはできない」と小さな川は意気消沈した。
その時、「もしそよ風が私を越えることができるなら、あなたにもできるはず」と大きな砂漠の声が聞こえてきた。
「そよ風は砂漠を飛べるけれど、私にはできません」と、小さな川は不満げに言い返した。
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