薄煕来・法輪功迫害訴訟案 中国弁護士組織、カナダでの司法関与望む 原告側異議
【大紀元日本6月20日】カナダ・オンタリオ州の高等裁判所は14日、中国の「中華全国弁護士総会」が、カナダで告訴された中国最高指導部の高官・薄煕来氏の訴訟に関与できるかどうかを審議した。
2007年5月末、カナダ訪問中の当時の中国商業部長・薄煕来氏が、法輪功弾圧の陣頭指揮を取ったとして、カナダの法輪功愛好者に「拷問の罪」で告訴された。当時、薄煕来氏は訴状の受取を拒否し、中国に帰国した。後に、中国の「中華全国弁護士総会」が同訴訟の関与者として法廷審理に参加すると、カナダの裁判所に申請した。
原告の法輪功愛好者の代理弁護士は、同弁護士組織は中国司法部の直轄で、中国政府の法輪功弾圧に加担しているため、同訴訟の審理における関与者として相応しくない、との主旨を陳述した。
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