炭鉱爆発事故、6人死亡 クレーンも吹き飛ぶ=河南省
【大紀元日本7月10日】中国河南省平頂山市の炭鉱で、8日午前5時半ごろ、爆発事故が起こった。政府の8日時点での発表によると、6人の死亡と34人の負傷が確認されている。
爆発現場と塀を一枚隔てた炭鉱の安全設備工場責任者は、重さ21トンのクレーンが爆発により10メートルも吹き飛ばされたと、その威力の大きさを話した。
事故現場の鉱区では、工場建物は大破し、鉄板の破片やガラス、炭鉱防爆スイッチなどが飛散。この爆発で、深さおよそ10メートル、幅20メートルほどの大穴ができた。
また近隣の建物も大きな被害を受け、高さ10メートルの工場建物の右側全てが爆発により倒壊し、すべての窓ガラスが砕け散るなどしているという。
専門家の分析によると、爆発は換気孔の上部で発生しているが、具体的な原因についてははっきりとしていない。
爆発発生時、同炭鉱は停電しており、工場は生産停止状態であった。
(翻訳編集・坂本)
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。