金正日総書記、中国訪問か 三男も同行の可能性

【大紀元日本8月27日】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が26日中国を訪問したと、韓国政府情報筋が伝えた。後継者の三男・金正銀(キム・ジョンウン)氏が同行したという情報も、韓国メディアで報道された。来月の労働党代表大会で権力移譲の宣告がされるとの見解に基づき、金総書記の中国訪問は、後継者への中国側の支持を求めるためと見られている。

BBCの報道によると、金総書記の一行は26日午前、父親である金日成前総書記が通った吉林市内の毓文高校を訪問したという。同学校の学生がBBCに、学校付近の交通は閉鎖され、学校のクラスの多くは授業が停止されたと話した。

今回の訪問が事実であれば、今年5月以来2度目の中国への電撃訪問となり、その目的が注目されている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。