国連が警告:中国の干ばつ、小麦生産に脅威
【大紀元日本2月10日】国際連合食糧農業機関(FAO)は8日、深刻化する中国の干ばつが今年の小麦生産の脅威となると同時に、短期的な飲用水不足を引き起こす可能性がある、と今年初の特別警報を出した。
同警報によると、中国では1400万ヘクタールの冬小麦の作付面積のうち、およそ516万ヘクタールが干ばつの影響を受けている。特に影響が大きい地区は、山東省、江蘇省、河南省、河北省、山西省である。中国の小麦生産量の3分の2がこれらの地区で生産されている。
同時に279万頭の大型家畜と257万人分の飲用水が不足することが予想されている。
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