各地で広がる「求人難」 中国、 深刻化する工場の労働者不足
【大紀元日本2月15日】旧正月の連休が明けた中国の各地で、「民工荒(出稼ぎ労働者不足)」が深刻な問題となっている。数年前から指摘されているこの問題は、今年は沿海部のみならず、内陸部にも蔓延している。東部と西部、そして企業間で、出稼ぎ労働者の確保をめぐって争奪戦が起こっている。中国国内メディアが伝えた。
中国では、農村部からの出稼ぎ労働者はほとんど契約労働者として働くため、旧正月連休前に契約期間が終了となり、連休後に改めて職を探す人が多い。しかし近年では、連休明けは、求人に比べて就業希望者が少ないため、多くの企業が直接、都市の玄関口となる鉄道や長距離バスの駅付近に人事担当を出向かせて出稼ぎ労働者をスカウトする動きまで出ている。
各地の労働力市場に見られる「求人難」
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